ありときりぎりす

何も考えず年の離れた夫と再婚した見栄っ張りなバツイチ再婚アラフォーオンナの日々。

お金のない両親のこと

いわゆるスープの冷めない距離に住んでいる実両親。

週に一度は顔を出しているのだが、最近行くたびに父親と母親が喧嘩をしている。

内容は大体お金のこと。

年金生活となり、月々の年金では生活がしんどく父親の酒の量などを母がチクチク言ったりするからのようだ。


もともとは父親は、家が貧乏だったことをバネに高度成長時代の波に乗り大手の企業に入り、

それなりの収入があった。

母親はずっと専業主婦だった。

弟は高校から私立に通い、学費の高い大学に通わせてもらい一人暮らし。ろくにバイトもせず仕送りをしてもらい、帰省したいといえば飛行機代をぽんと出してもらって甘やかされていた。

私は地元の大学に通ったが、、小中から塾やら習い事にはかなりお金を出してもらった。

しかし、2人ともたいしてパッとせず甘やかされて育った弟は安月給の会社員、私はバツイチでしがない主婦というなんとも費用効果のない出費だったような気がする。


私の一回目の結婚の時は派手婚で、多額のお金を出してもらった。

結婚式の翌日から新婚旅行に出かけたのだが帰ってきたら支払いは全部両家の親が

全部してくれていたのであの豪華な結婚式関連の費用がどれだけかかったのかを知らない私。

しかも10年後には離婚してしまうなんて思いもしなかったわけで。。


そんなこんなで子供達にも多額のお金を使い、

貧乏だった幼少期の反動からかなんとなく贅沢をしてしまう父、

毎日飲み歩き、趣味はパチンコ(退職の時に300万の借金が発覚)

バブルの時に買った多額の住宅ローン、親の介護、

そういえば父が定年退職した数年は、海外旅行に行ったり

高価な家電を買ったりしていた。

学生の頃、毎週末寿司や焼き肉など外食していて

うちはまあまお金があるんだなと思っていた。


しかし、今となっては年金だけでは生活が厳しく喧嘩ばかりの毎日。


一度上がった生活レベルを下げるのはとても辛いようで

父はいつもこんなはずじゃなかった、、といっている。


そもそも両親も私と一緒で(さすが親子)窮地に立たされてから気がつく。

計画性がないとしかいいようがない。


このブログのタイトルであるありときりぎりすそのまんまだ。


しかしもちろん、実家がお金がないのは私達のせいでもあるわけだし

奨学金も使わず両親が学費を出してくれたことは本当に感謝だ。


だから2人がお金のことで喧嘩をしているのを見ていると

とても辛い。。そして2人をみているとますますお金を貯めておかなくては、、

と最近つくづく思うようになった。。


だがお金がない人の上には上がいて、義実家がそうなのだ。


自営業をしてきた義実家。

築50年以上の今度大地震が来たら間違いなく倒壊するようなエアコンもない家に住んで

毎日ろくなものも食べず多分生活保護の人の方がいい暮らしをしているんじゃないかって

思う生活をしている義父。義母は70歳を過ぎているのにまだ働いている 涙


貯金がどれだけあるのかもわからないが、この他にも問題が色々あって

だんだん歳をとってきているのでこの先何かあったらどうしようと不安。


前の結婚の時は義実家がとても裕福だったので

再婚してから実態を知り驚いた。



最近、周りで家を買った友達などの話を聞くと

親から500万、1000万と贈与してもらったなんて話ばっかり。


夫の会社の人で、奥さん働いてないのに高い学費の学校に兄弟でいれて

習い事もたくさんしてるって聞いてどうやったらやれるのかと思えば

習い事の費用なんかは全部実家持ちならしく、、、

うちは義実家からは、息子が産まれたときに確かお祝いを少しもらっただけで

クリスマスや誕生日さえ今までもらった事なんてないし。。。

と、仕方ないけれど悲しくなった。。


親を頼りになんていい大人がしちゃいけないと思うけれど

ただ羨ましく思ってしまう〜


仕方がないけどね。。。涙